【TIPS】「Mr.コードレスポリッシャーII」を導入してみた

【TIPS】「Mr.コードレスポリッシャーII」を導入してみた

 夏も過ぎ涼しくなり、エアコンなしでも快適にプラモ作成出来る季節になりました。とはいえ、手間のかかる作業はなるべく簡略化したいところ・・・。素組するだけなら、ちょっと高価なニッパーを使えばゲートもの白濁もなるべく抑えられますが、塗装するとなるとゲートもパーティングラインもヤスリで処理したいですよね。

 ということで電動歯ブラシのように自動でヤスリがけしてしまう「Mr.コードレスポリッシャーII」を導入してみました。

 

今まではどうやって作業していたのか・・・

 

紙ヤスリセット
アイス棒

 コードレスポリッシャーを導入する前は、100円均一ショップで売っている紙ヤスリセットとおうちで作るアイスの棒を使って・・・、

 

両側ヤスリ

両端に両面テープで紙ヤスリを巻いたもの使っていました。#400と#1000をそれぞれ巻き付けて1本で処理が完結するようにしてました。これでアニマギア一体分くらいをヤスってました。

 小さくて部品数の少ないアニマギアですが、だからこそ力の入れ過ぎで余計なとこを削ったり自分の指を削ったり。数年前から電動歯ブラシを導入している身としては「ヤスリ掛けも電動なら楽チンだな~」と思ってしまうわけでした。 

 

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「Mr.コードレスポッリシャーII」を導入

 

Mr.コードレスポリッシャーII

 株式会社GSIクレオスからは、いくつか電動ツールが発売されており、その中の1つです。性能としては「GT06 Mr.ポリッシャーPRO III」の方が上なのでしょうが、週末モデラーですし予算も限られるので今回はこちらに。

 

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コードレスポリッシャーIIの中身
  • 本体
  • アタッチメント2種
  • 耐水ぺーパー#400

 電源は、単3アルカリ乾電池が2本必要になります。電池を2本入れてスイッチを入れても動かない・・・なんか電池が浮いている・・・と思いよく見るとろ・・・、

 

ゲート跡

 ゲートを処理するツールで、ゲートが残りっぱなしってなんの冗談でしょうwww。まぁ、交換してもらうほどのことではないのでニッパーで除去します。

 

電池はエネループ

 アルカリ乾電池を推奨していますが、今回は充電式EVOLTAを使用しました。でもここでちょっと問題が発生。

 

コードレスポリッシャーの推奨電圧

 本体の裏側に「DC-3V」と書かれています。アルカリ乾電池なら「1.5Vx2本」で3Vですが、「充電式EVOLTA」や「エネループ」は1本あたりの電圧が1.2Vなので、2.4Vにしかならず届きません。

 

 

 とはいえ、上記のパナソニックの解説にもあるように使用する分には問題ありません。ただ実際に新品のアルカリ乾電池で使用すると、あきらかに動き(スピード)に差が出ます。

アルカリ乾電池・強 > EVOLTA・強 > アルカリ乾電池・弱 > EVOLTA・弱

 二段階のスピード切り替えが出来ますが、上記の様な結果に。「EVOLTA・弱」は実用的な速度ではないかも。ただ、乾電池の方は使っていくうちに段々遅くなっていくので、一定の電圧を保つ充電池の方が使い勝手がよいかもしれません。

 

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実際に削ってみよう!

 では、試しに削ってみます。もう、テストしてくださいと言わんばかりにアタッチメントにゲートが残っていますので、こちらを削っていきます。

 アイス棒の時は紙ヤスリでしたが、今回は同じく100均の耐水ペーパーを使いました。

 

100均の耐水ペーパー
ゲート処理前

 左の水平アタッチメントに#600の耐水ペーパーを付けて、右の曲面アタッチメントのゲートを処理します。

 

ゲート処理跡

 ここまで綺麗になりました。白化した部分が少し残ってしまってますが、塗装をするならそこまで気にならないでしょう。

 

その他気づいたこと・・・

 

接続部分

 先端はスポッと抜けるのですが、どうもその接続が甘くすぐに抜けてきそうです。ストローク運動をしているのでここのハマりが甘いと切削性能にもかかわるよね・・・ということでテープを巻いて若干厚みを増やしハメています。

 

ヘッドセット

 本体に「水平」「曲面」のアタッチメントがそれぞれ1つずつ付いていますが、#600と#1000の両方で作業するとなったらこれだけでは足りません。そんな時は、追加でヘッドセットを購入するのがよろしいかと。2つずつ付いていますので番手を替えながら作業するのに便利です。あまり取り替えると取り付け部が緩くなってしまうかもしれませんが。

 

 ではでは、「Mr.コードレスポリッシャーII」で楽しいプラモライフを!

 

 

 

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