時として人類は、意図せず己を超える力を手にしまうことがある・・・。
この「ドラギアス メルクヴュルディヒ」もその1つである。突如現れた時空の裂け目より、起動実験中の「ブレイズドラギアスヘル」に干渉する者が現れた。
『探していました・・・もとめて、待っていた・・・しかし・・・』
直後に施設は消滅、この機体の事を知る者はいない・・・。
久々のオレマギア「ドラギアス メルクヴュルディヒ」です。モチーフは今回も一目でわかる「ガンダムゼルトザーム」(*1)です。「メルクヴュルディヒ」も「ゼルトザーム」と同じくドイツ語で「奇妙」という意味だそうです。
*1 「ガンダムビルドダイバーズRE:RISE」に出てくる敵MS
塗装の兼ね合いもあって、「ブレイズドラギアス」のボーンフレーム(紫)に「ヘル」のニックカウルを使用しています。「ゼルトザーム」を模しているので、背部と右腕部がボリュームが大きくなるため若干脚部を延長しました。
スネと足の間に、余剰になりがちな腹部パーツを使用しました。延長する際、パーツが小さいアニマギアではどうしても多関節になりがちでポーズを決めるのが難しかったりしますが、足と腹部パーツの接続しているボールジョイントがいい具合にピッタリ合いポーズ付けも楽ちんです。
当初は「コングバルクラッシャー」の手を使う予定だったのですが、ちょうどよく30MM(*2)用にオプションパーツが発売されるってことで、「シエルノヴァ」用オプションの大きくなっちゃった手だけを使いました。
*2 BANDAIより発売中のプラモデル「30 MINUTES MISSIONS」
巨大なランスとシールドバインダーは、コトブキヤのM.S.G.(*3)を使用しました。
接続には、ボーンフレームの上半身を使っています。今回は武装が大きいので目立ちませんが、今後はここをうまく隠すカバーを探さねば・・・。
*3 コトブキヤより発売中のプラモデル用オプションパーツのブランド。
ビッグランスは取り外しにせず、背部パーツと繋げたままなのであまり自由度がないですが、右腕で軽く保持することができます。
シールドバインダーも前面に持ってくることが出来、ランチャーを構えられます。砲身が短いのと、持ち手を付けられなかったのが反省点です。
今回も塗装は「ガンダムマーカーエアブラシ」で行いました。
- ボーンフレーム ・・・・・・・・・・ ガンダムパープル(アドバンスセット)
- ボーンフレーム(右腕・背部) ・・・ ファントムグレー(ジオン軍セット)
- ニックカウル ・・・・・・・・・・・ ティターンズブルー(アドバンスセット)
- ニックカウル(右腕) ・・・・・・・ シャアピンク2(アドバンスセット)
- ニックカウル(一部) ・・・・・・・ ガンダムレッド(ベーシックセット)
- 右手 ・・・・・・・・・・・・・・・ シャアレッド(ジオン軍セット)
- ビッグランス ・・・・・・・・・・・ ゴールド(メタリックセット)
ガンダムガンメタリック(ベーシックセット) - シールドバインダー ・・・・・・・・ シャアレッド(ジオン軍セット)
ガンダムガンメタリック(ベーシックセット) - スミ入れ ・・・・・・・・・・・・・ スミいれ ふでペングレー
スミいれ ふでペンブラック
これだけの種類の色を使っても、エアブラシを洗う必要もなくマーカーを抜き差しするだけで色を変更しながら塗ることが出来ます。色の種類が多くないので使えるシチュエーションは限られますが、バッチリはまったときは中々の出来に仕上がります。
ではでは、楽しいアニマギアライフを!