【アニマギア3】ボーンフレームの進化を辿る

【アニマギア3】ボーンフレームの進化を辿る

 Twitterのタイムラインもアニマギア3の話題で溢れており、益々盛り上がりを見せるアニマギア界隈。公式ブログでもカスタム作例が紹介されていたり、皆さんの購入報告でも「かなりいい出来だ!」とのこと。

 その中でも特に「ボーンフレーム」について言及される方が多く、確かに組んでみた時の感触は1弾2弾とは違うものでした。

 ということで、今回は「ボーンフレーム」の進化を辿ってみます。

*バーサークソウルはきっと第1弾と同じだろう・・・と思って掲載していません。

ランナーの状態をチェック

 「ボーンフレーム」は3枚のランナーで構成されています。これは第1弾から変わりありません。『共通のフレーム』を謳ってますので基本的なサイズも変わりはありません。

 では、どのように進化していったのか比較してみましょう。

 

ボーンフレーム・ランナーFA
ボーンフレーム・ランナーFB

  左から、第1弾・第2弾・第3弾のランナーFAとFBです。腕部と脚部を構成します。第3弾のランナーが明らかに細いのが見て取れます。また、ボーナスパーツとして3mm径パイプが各1個ずつ付いています。

 

ボーンフレーム・ランナーFC

 ランナーFCは、胴体を構成します。第1弾・第2弾ではFA・FBにあった肩の接続部品が第3弾ではFCにきています。逆に、片側ボールジョイントの接続部品がFA・FBに移動しています。

 ランナーの太さが見た目でわかるくらい違っており、

  • 第1弾・第2弾 ・・・・・ 3mm
  • 第3弾     ・・・・・ 1.6mm~1.7mm?

ここまで差があります(1円玉計測)。第1弾・第2弾のランナーは3mm径なので、実はパーツの接続に使えたりするという利点があったのですが、第3弾からはその技は使えません。

 ここまで細くなって、ランナー自体も全周していないところを見ると、きっと重量も・・・ということで測ってみました。

重さを測ってみよう!

 

第1弾ボーンフレーム重量
第2弾ボーンフレーム重量
第3弾ボーンフレーム重量

  百聞は一見にしかず、第3弾はかなりダイエットしてるのがわかります。とはいえ、共通のフレームを謳っているわけで他のシリーズの「ニックカウル」も装着することもあるわけですから、重量減したからといって保持力が下がるということはないだろうし、むしろ強度は上がっているのではと推測します。

*第1弾と第2弾に差がありますが、測定単位が0.5gなので実際は僅差と思われます。

組み立ててみよう!

 それでは、個別のパーツを見ていきます。

 

ボーンフレーム・胴体

 ランナーFCから作る胴体部分です。腕部との接続は、第1弾の「ダブルボールジョイント」がポーズを付けるときにかなり大変だったのか(きっと問い合わせが多数あったように思われ)、第2弾からは「回転軸+ボールジョイント」に変更になりポーズ固定もし易くなりました。とはいえ若干のデメリットも。

 

ボーンフレーム・俯瞰図

 接続部の胴体側は上下運動しか出来なくなったので、肩の前後運動に制限がでてしまいました。第1弾では逆の肩を掴むような格好も出来たのですが第2弾以降ではそれが出来ません。まぁ、「ニックカウル」を装着した時に干渉する場合もあるので、そこまで気にしなくてもいいのかな。

 

ボーンフレーム・腕部

 腕部は、彫りや肉抜きが増えているのと、この画像では見えませんが肩の上部切れ込みが大きくなっています。

第1弾では肩部分のボールジョイントのはめ込みが少し固かったのですが、切り込みを入れ、部分的に肉厚を薄くする事により、ボールジョイントをはめ込みやすくしました。

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ボーンフレーム・肩上げ

 肩上部の切れ込みが大きくなったことで 第1弾→第2弾の腕部の上げ幅が違うのがわかります。ここからさらに第3弾でも若干上げ幅が増えています。肩側の切込みに変化はないのですが、胴体側の上部に切れ込みが入り、さらに上へあげられるようになっています。 

 

ボーンフレーム・脚部

 脚部の内側です。ここはあまり変化しているようには見えません。

 

ボーンフレーム・脚部外側

 外側(「ニックカウル」で隠れる側)は、肉抜きに変化が見られます。

 肩がそうでしたが一部を削って薄くすることによってパーツの接続をしやすくしているとのこと。確かにムクの状態のところとそうでないところでは硬さも変わってきますもんね。脚部の肉抜きもそういった効果をもとめてのことでしょうか(肩関節のお話は下記公式ブログにて)。

 

 

いろいろポーズを付けてみよう!

ラストシューティング

 こりゃわかりづらいですね・・・「ラストシューティング」。

 

アンドロメダ聖衣・収納形態

 「乙女座の聖衣のオブジェ形態」

 4足歩行の動物もモチーフになるだけあって二重関節にして足の形を作っているわけですが、さすがに正座はパーツが干渉して出来ませんでした。

 体育座りもさせてみましたが、胴体が干渉してしまい後ろに倒れそうな形に・・・朝礼で座って長い話を聞かされる子供のような感じになってしまいました。

 

MCハマーのような

 バレエや新体操をやっているカラダの柔らかい方のように、真横に足を広げられます・・・「ハマー」的な。

 

アテナエクスクラメーション

 「アテナエクスクラメーション」・・・3体揃ったら、これですね。

まとめ

 3種類の「ボーンフレーム」を組み立てながら、やはり新しいシリーズが発売されるごとに進化しているという実感があります。特にボールジョイントを差し込むときなどの感覚は文章でお伝えすることはなかなか難しく、是非体感していただきたいところです。

 その他気づいた点では、素材もおそらく配合が変わっているようで(見た目も光沢が出ている)、スジ入れしてるときに「若干柔らかくなっている・・・かな?」と感じました。あまり引っかからずに進められるので、余計なところにスジが入ってしまったりもありましたが。光沢が出ているということは表面のデコボコがなくなるというとこでしょうから、マーカーの乗り具合も気になるところです。

 こうなると、「ガレオストライカー」や「デュアライズカブト」も新しいフレームで組みたいところ。バンプレ限定で「ボーンフレームセット」的なものが発売されないかな~と期待をしております。

 

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