【アニマギア】『軍事技術としてのアニマギア』-アニマギアの世界を考察する-

【アニマギア】『軍事技術としてのアニマギア』-アニマギアの世界を考察する-

 数度に渡って更新してきました「アニマギアの世界(個人的な妄想)」ですが、これからは分けて投稿していこうと思います。引き続きお付き合いのほど。

 

軍事技術としての「アニマギア」

「それにバスターギガラプトは軍事目的で開発された戦闘用アニマギアだ。まさに戦うために生まれてきたと言っても過言ではない。」

引用元:アニマギア公式サイト 「アニマギアの世界観 EPISODE 15」

 次世代バディホビーとして世の中に浸透している「アニマギア」ですが、軍事目的で設計・開発された機体も存在します。そもそも「ギアバトル」という種目が存在することもありAIの開発時にはあらゆることを想定したプログラムを当初から組み込まれていたと考えるのが妥当です。

 軍事目的で開発された機体は次のものと考えられます。

  • バスターギガラプト
  • アーモリーフォータス
  • エンペラーギア各種

 このサイズですから軍事目的とはいえ実際に配備されるわけではなく、データ収集用の試験機であったことでしょう。現役の兵器の代替とは考えにくく、市街地戦や都市制圧を想定する機体がほとんどと思われます。それぞれがどのような目的で開発されたか考察してみましょう。

 

バスターギガラプト ≒ メタルギア

 背部へのキャノン砲の装備、自立二足歩行というところとモチーフの恐竜から「メタルギアREX(*1)」に類似した試験機と考えられます。「メタルギア」自体は架空の兵器ですが、「どの場所からでも」「発射位置を特定されない」兵器の開発は様々な組織で行われていると考え、バスターキャノンをレールガンに換装した運用や、「月光(*2)」の様な特殊兵装の無いタイプも開発されていたと思われます。

 

*1 プレイステーション用ゲーム「METAL GEAR SOLID」に登場する核搭載二足歩行戦車
*2 プレイステーション4用ゲーム「METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOT」に登場する無人二足歩行兵器

 

アーモリーフォータス ≒ イクストル

 陸戦兵器としては戦車がありますが、市街地では道路の狭さや戦車自体の視界不良で状況が不利になる場合もあります。そこで小回りの利く小型移動砲台とも呼べる「イクストル(*3)」を参考に、上部に強化型ニックカウル、ハードポイントを装備。ミサイルや機関銃の他にもレーダーなどに換装できるようにすることであらゆる状況に対応。四足歩行に加え、下部中央のキャタピラで即時に方向転換が出来ます。僚機との作戦行動においては、武装やシールド(甲羅にあたる部分)を貸渡すことで強化を図ることが出来る反面、自己の性能は著しく低下するというデメリットが発生します。

 

*3 「機動警察パトレイバー the Movie2」に登場する軍用レイバー

 

エンペラーギア

 伝説上の生物をモチーフとして開発された「皇帝機(エンペラーギア)」も能力を最大限に生かすため、軍事目的で開発されたと考えられます。

 アニマギアにはバディホビーという性質上「リミッター」が存在すると思われますが、これを排し外部からのコントロールがなくとも自立行動出来るAIが組み込まれていると推測します。また、「ブレイズドラギアス」の様に、リミッター解除の更に上をいく自己改修プログラムによって「暴走状態(*4)」になったり「ユニコーンライギアス」の様に2体をまったく別の機体として合体させるなど、あらゆる状況を想定して設計されています。

 とはいえ、メンテナンスには人の手を借りなければならない部分もあるわけで、故に「獣甲屋」と呼ばれるような組織に利用されてしまう結果となったわけです。

 

*4 ブレイズドラギアスは「暴走させるためではなくアニマギアの性能を限界以上に引き上げる機能」と言っている。

 


 妄想はまだまだ続く・・・。

 

 

 

 

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